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浅草「Boro展」に行って来ました! [見学会]

2015年3月18日(水)、浅草寺二天門近くアミューズミュージアムへお出かけ。
常設展「奇跡のテキスタイルアートBORO」と
「布の絵画BORO~美しいぼろ布展~」をファイバーメンバー11人で見学。


常設展の方は、民族学者である田中忠三郎さんが主に青森で収集したものを展示。

継ぎはぎだらけで、ボロボロの敷布は特に印象的。
ボドと呼ばれ、時にはお産の時に使われることもあったとか。
先祖代々、全ての人がボドの上で生まれ、
いわば、その家系のDNAそのもの、命が受け継がれる布でもあったそうです。
DSC_0452.jpg

夜具としても使われたドンジャは分厚くて10kg以上もあったそうです。
家族が一緒になってこのドンジャを掛けて寝たという話を聞くと、
東北の冬がいかに厳しいものであったか、
切なくなるほど伝わってきます。

女性用の下着。
所々に赤い布もあったりして、
おしゃれを楽しんでいた様子も伺えます。


女は布を守り、家族を守る…。
女から女へ受け継がれた手仕事の何と素晴らしいこと。
とても愛おしくてたまらなくなります。
大切にしなくてはいけないことに、気づかされた、そんな時間でした。



企画展。近江商人の家で使われていた敷布。



堀江公民館「子ども環境講座」~古着倉庫見学&古着仕分け体験~ [見学会]

毎日、イヤになるほど暑いです!
8月9日(火)、やっぱりメチャ暑い日。
子ども達といっしょに古着倉庫&古着仕分け体験に出かけました。

このイベントは浦安市堀江公民館の主催事業「子ども環境講座」の2回目として開催。
行き先はJFSA。千葉市にあるNPO法人の事務所兼倉庫・古着ショップ。
パキスタン、カラチ市にある学校「アルカイールアカデミー」を支援しています。
JFSA →http://www.jfsa.jpn.org/

マイクロバスに乗り込んだのは、
元気な子ども9人と、とりあえず元気な大人6人。
1時間足らずで到着し、早速、JFSAの活動や倉庫でどんなことをしているのか、
お話をうかがいました。
堀江公民館 子供環境講座 (7).JPG

豊かでない国がたいていそうであるように、カラチでも大勢の子どもが働いています。
そんな話を聞き、実際にバザールで荷物持ちの仕事をしている子ども達が使っている大きなバッグを持ってみました。
堀江公民館 子供環境講座 (9).JPG

倉庫に移動して、見学。古着仕分けについて説明をききます。
堀江公民館 子供環境講座 (11).JPG

大きなテーブルに全国から送られてきた古着をひろげ、分けていきます。
堀江公民館 子供環境講座 (18).JPG

お昼は公園の木の下で。
暑いけど、みんなで食べるお弁当はやっぱりおいしい!
堀江公民館 子供環境講座 (22).JPG

お弁当の後は、かき氷大会!!
ちょっとレトロな手回しかき氷器がステキです。
堀江公民館 子供環境講座 (24).JPG

この日の仕分けは、100kgちょっと。
自分たちの手で仕分けした衣類がカラチまではるばる運ばれるかと思うと
何だか、感慨深いモノがあります。
参加した子ども達、ずっーと、この日のことを覚えていてくれたらいいな。



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